知っておきたい脂肪酸とニキビの話

ニキビ飯
ニキビ飯トップ > ニキビに良い食べ物、悪い食べ物 > 知っておきたい脂肪酸の話

ニキビと脂肪酸(=脂質)の関係は?

ニキビは脂を取ると増えるというのが定説ですが、本当にそうなんでしょうか?脂質とニキビの関係を紐解いていきましょう。

Q. 青魚に含まれるオメガ3系脂肪酸はニキビに効果的ですか?

⇒代謝を促進し、炎症を鎮めるので積極的に摂取すべき!

脂肪酸を摂取するというと肌に悪いのでは?と思いがちですが逆です。

青魚に含まれるオメガ3系脂肪酸などの必須脂肪酸は、皮膚だけでなく、細胞の「細胞膜」を構成する主成分となるものなので、 不足してしまうと細胞分裂がうまくいかなくなり、結果としての肌のターンオーバーが乱れてしまう原因になります。

極端な食事制限をするダイエットをするお肌がカサカサになるのはご存じだと思いますが、それはお肌をつくるタンパク質が不足していること、 そして必須脂肪酸が不足しているせいで、肌の代謝機能が低下してしまうからなんですね。

必須脂肪酸は大きく分けるとオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸があるんですが、魚を食べる機会が減った現在の日本人の食生活を考えると 相当意識しないとオメガ3系脂肪酸というのは不足してしまう状態です。

オメガ3系脂肪酸が不足すると、肌環境が悪化してしまうだけでなく、炎症の悪化、そして女性ホルモンの原料でもあるので ホルモン分泌にも悪影響を及ぼしてしまいます。ニキビが気になるなら青魚をもっと食べないといけません。

Q. ゴマ油はニキビにいい油?それとも悪い油?

⇒肌に塗るか飲むかで180度違います。

ゴマ油はスキンケアに使うセサミオイルと調味油としてのゴマ油を分けて考える必要があります。

スキンケアに使うセサミオイルはインドのアーユルヴェーダ式エステでは必ずと言っていいほど使われるオイルであり、 肌の柔軟性を高めて、血行をよくし、毒素を取り除いて、循環を良くしてくれる美肌効果が有名です。

一方の調味油としてのゴマ油はセサミンやビタミンEといった抗酸化成分を含み、 腸の動きを良くしてくれる作用等があります。なので、ニキビにもさぞ効果があるかと思いきやそうでもないんです。

というのもゴマ油の主成分である、リノール酸(オメガ6系)とオレイン酸(オメガ9系)のうち、リノール酸が曲者だからです。

リノール酸は必須脂肪酸であるオメガ6系脂肪酸に分類される脂肪酸であり、細胞膜を構成する主成分になるものということで 肌にとっても必要不可欠なものなんですが、欧米型の現代日本人の食生活では過剰摂取になっており、弊害が出ている状態だからです。

オレイン酸も皮脂に含まれている脂肪酸でもあるため、肌に塗るなどすると皮脂の代わりになり保湿効果はあるんですが、 ニキビにとっては余計なものになります。またオレイン酸は口から摂取した場合は悪玉コレステロール等を減らす作用はあるようですが、 肌に対してはこれといった効果はありません。

乾燥肌にはゴマ油はすごくいいと思うんですが、ニキビケアには不向きかなと思います。

Q. オメガ6系脂肪酸はニキビに悪影響ですか?

⇒炎症を促進するためできるだけ摂取量を減らしましょう!

オメガ6系脂肪酸は、必須脂肪酸のうちのひとつでリノール酸とも呼ばれています。 オメガ3系脂肪酸とともに細胞膜の主成分となり、身体のさまざまな機能のバランスを保つのに欠かせない成分です。

身体の免疫力をあげたり、コレステロールを分解し、運ぶ役割を果たすなど、重要な脂肪酸であることには疑いの余地はないんですが、 前述したように欧米型の現代日本人の食生活ではどうしてもオメガ6系脂肪酸は過剰に摂取してしまうので、オメガ6系脂肪酸の弊害のほうが目立っている状態です。

その一つが炎症です。

オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸はシーソーのような関係でお互いの作用を補完しつつ、同時に一方の作用が行き過ぎないように 抑制してバランスを取っているんですが、現代人は、オメガ3系脂肪酸が不足しているうえ、オメガ6系脂肪酸を過剰に摂取している状態なので オメガ6系脂肪酸の作用が暴走して肌や身体に悪影響を与えてしまっているケースが多いんです。

オメガ6系脂肪酸には炎症を促進させる作用があるので、これは当然のことながらニキビを悪化させて治りにくい原因になっています。 そのため、意識して普段の食事からオメガ6系脂肪酸を減らさないといけません。

Q. トランス脂肪酸の肌への影響というのは?

⇒百害あって一利なし!即刻摂取を止めましょう。

トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングに含まれるほか、 スナック菓子、ケーキ、インスタント食品などに多く含まれている肌にとっては最大の敵といっていい脂肪酸です。

まず、トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やしたり、心臓病のリスクを高める他に、ホルモンのバランスを乱します。 血液もドロドロになるので、血管や血液に問題が起これば血行不良から肌の代謝機能が低下するのはいうまでもありません。

また、体内に取り込まれたトランス脂肪酸を分解するときにはビタミンやミネラルが大量に消費されてしまうので、 ニキビを治したり、炎症した肌を回復させるためのビタミンやミネラルが使われてしまって不足してしまう状態になると考えられます。

こうなると、ニキビも治りにくいはずですし、悪影響を及ぼすのは間違いないと考えていいと思います。

同じカテゴリーの記事一覧

甘いもの、お菓子はやっぱりニキビの原因になるの?
炭水化物(糖質)はニキビを悪化させるって聞いたけどホント!?
果物(フルーツ)は最高のニキビ飯である理由
女性に今大人気!お茶を飲んでニキビがよくなる!?
ニキビに野菜は常識!こんな野菜もニキビに効きます。
今ココ⇒
肌には油が必要です。ニキビのために摂取したい脂肪酸とは?

↑ PAGE TOP